季節を感じられる『行事食』と『ご当地メニュー』

当院では行事食を月1回提供しております。
中でも年4回提供しているお弁当が大変好評です。

8月は残暑見舞い弁当でした。見た目の華やかさだけではなく、調理師により炊き合わせは全て違う味付けで調理するなど工夫をしました。

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また昨年よりご当地メニューに取り組んでいます。
赤福もち風、ゴーヤチャンプルーなど普段の病院食では出ない献立であるため大変好評でした。

病院食のため栄養価など種々の制限がありますが、患者様に喜ばれる食事を提供できるよう今後も取り組んでいきます。

栄養科

シミュレーションを活用したラダー教育を行っています

看護部教育委員会です。
今年度看護部はラダーレベルに応じたシミュレーション研修を行っています。
急変場面に限らず、苦手意識や疑問の多い場面を臨床に近い環境に想定し体験することで看護実践能力を高めます。
9月26日に、ラダーⅠ(入職2年目)研修を行いました。

目的:  シミュレーション研修を通して臨床で活かせる知識・技術を学ぶ
目標:  ①患者の状態変化をアセスメントし対応できる
②SBARで報告ができる

課題は『右片麻痺患者の食事介助中に患者が呼吸困難を訴える』

さあ、あなたはどのように対応しますか?

5人一組のグループで、順番に実践していきます。
『用意はじめ』の合図とともに、受講者がベッドサイドに行き、食事介助を始めます。初回の研修者は、どう対応したら良いのか戸惑っている間に、持ち時間の5分が経過し、終了となってしまいました。
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その後研修者全員でデブリーフィング(振り返り)を行います。
白板に研修者から出た意見を書き出し、『右片麻痺があるから介助は左からだね』『食事前後に聴診器で肺の音を聞く必要があるね』『先輩看護師を呼ぶタイミングはもっと早いほうが良かったね』『SBAR報告がおかしいよ』など、活発な意見が交わされました。

その後、デブリーフィングの結果を踏まえて2番目の研修者が実践します。
実践⇒振り返り⇒実践⇒振り返りを繰り返すことで、最初は皆、緊張した面持ちでしたが、回を重ねることに生き生きとした表情に変わり、内容も充実してきました。研修者から、日頃良くある事例であるが、シミュレーションや振り返りを通して、『自分の足りない所に気づいた。もっと幅広い知識を持ちアセスメントできるようになりたい、』などの意見が聞かれました。

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当院では様々な研修を通してベッドサイドで常にマニュアルを意識しながら『何故・何故』と考え行動できる看護師の育成に努めています。

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体内の秘密、InBodyがお教えします

InBody検査とは何でしょう?
身体は体水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪の4つの主要成分で構成されています。
この4つの主要成分を体成分と言い、この体成分を定量的に分析して筋肉と体脂肪のバランスを調べることをInBody検査と言います。

InBody検査はなぜ必要ですか?
健康な人は各体成分がバランス良く維持されますが、健康でない人は体成分バランスに不均衡が生じるため、肥満、浮腫、栄養失調、骨粗鬆症などの症状が現れるようになります。InBody検査は手軽で正確に体成分を分析して、ご自身の体内状態を分かりやすく把握できるよう導きます。
InBody検査と適切な運動、そして正しい栄養摂取は健康な明日に繋がる第一歩です。

・当院で導入しているInbody770は、内臓脂肪断面積、筋肉量、体水分量などのデータを提供する医療機器です。
・一般の体脂肪計は1種類の周波数を使用して測定されていますが、Inbodyは1~1,000KHzの6種類周波数のデータを利用し、また全身を測定することにより、部分別測定データを出力できる医療機器です。
・Inbody検査データにより、肥満症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の診断、食事指導、予防の方法、運動療法のあり方など1人1人に合わせたわかりやすい解説文書を提供できます。
・また定期的に検査をすることにより、経時的変化をも追跡できます。
・最近話題である肥満は、単に体重が増え過ぎているという問題だけでなく、「体成分のアンバランス」が問題となっています。
・それを認識するには一般の体脂肪計ではなく、「体成分検査」が出来る高精度体成分分析装置Inbodyが必要です。

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内臓脂肪断面積
★体水分の細胞内、外分布を多周波数測定技術により、高精度に測定し、むくみの状態をみることができます。
★正確な体脂肪率(日内変動がほとんどありません)
★内臓脂肪との深い相関のある腹部肥満(ウエストヒップ比)
★身体の筋肉量を部位別に測定
★各個人にあった適正体重
★適正体重は単純計算で出すものではありません。Inbodyでの測定では筋肉量等の体組成から計算したものです。
★基本的栄養学情報
★肥満度、BMI基礎代謝量、上腕周囲長、上腕筋肉周囲長、体細胞量

検査科

リハビリテーション室のディスプレー

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

毎日、リハビリテーション室内では多くの患者様、利用者様が機能回復、日常生活能力の向上に向けて励んでいらっしゃいます。

リハビリテーション室内には患者様、利用者様が元気な気持ちになっていただけるよう、ユニフォームをディスプレーしています。定期的に入れ替えを行っていますが、過去には選手のサイン入りユニフォームをディスプレーしていたこともありました。

最近では志向を変え、自転車(ロードバイク)を壁にディスプレーしてしまいました。これにはスタッフも驚きましたので、患者様、利用者様も刺激を受けたことと思います。
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リハビリテーション室のディスプレーをご覧いただき、気持ちを高めていただけると幸いです。

この暑い日の中、お元気にお過ごしくださいませ。

リハビリテーション

九重親方と膵臓癌

先日 九重親方膵臓癌で亡くなられたニュースが報道されていました。

自分は特に熱烈な相撲ファンではありませんが 小学生だった頃、千代の富士だけは大好きでそこだけはTVで見ていた記憶があり、小さな体で勝利を重ねる姿にとても憧れていたのを覚えています。 その親方の命を奪った膵臓癌は、卵巣癌とならんでサイレントキラーなんて呼ばれたりもするちょっと厄介者で、他の部位の癌では死亡数は減少しているにもかかわらず 膵臓だけは増加傾向と報告されておりその原因は病気の治療には必至である早期発見が困難であることです。 初期症状の報告では腹痛・黄疸・背部痛・糖尿病の悪化・食欲不振・体重減少などがあげられます。 また検査方法は、超音波検査(エコー)・CT・MRI腫瘍マーカーなどがありますが、当院で今春稼動を始めたMRI装置にて、膵臓・胆嚢の検査であるMRCPという検査で膵臓の中を通っている膵管などを鮮明に撮影する事が可能です。 膵臓に異常があるとこの膵管が拡張しますので膵臓癌の検査にはとても有効的です。

MRCP 3D画像 112T2WI 脂肪抑制 横断像(息止め撮影)

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こんな画像を撮像できます。 当院の 最新鋭 シーメンス社製 1.5T MRI装置です。

MRI

検査時間も20分程度で、MRIなので被爆もなく苦痛も少なく検査ができます。 上記の様な症状があったら後手にせず 医師にご相談ください。

最後に 幼少期からのファンであった一人として、九重親方のご冥福をお祈りいたします。

放射線

 

ホスピタルコンシェルジュ

 こんにちは!医事課です。

『ホスピタルコンシェルジュ』という資格を皆さんご存知でしょうか?

患者様と接するためのコミュニケーション能力と、患者様からの質問にきちんと答えられる知識力を併せ持った病院職員であることを認定する資格です。

私たち医事課スタッフより6名がこの試験に挑戦し、見事6名共に合格いたしました。資格を取得したスタッフは、ホスピタルコンシェルジュとして日々患者様に寄り添い、患者様の立場に立った応対を心がけています。

ホスピタルコンシェルジュには、正確で迅速な対応で患者様の不安を取り除く役割があります。医療や施設、治療費などについてご不明な点やお困りごとなどがございましたら私たちホスピタルコンシェルジュにお声かけ下さい。

医事総務課

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岡崎市人間ドック健診を始めました

岡崎市国民健康保険加入者・愛知県後期高齢者医療制度加入者の 人間ドック健診を始めました。

病気の最良の予防策は早期発見・早期治療です。年1回以上の健康チェックを お勧めいたします。

当院の特色は、 精度の高い検査・診断と最新の検査機器隣接病院との緊密な連携であり、二次検査及び早期治療が速やかに行えます。地域の皆様の健康管理をするとともに、受診者様のニーズに対応し「まごごろ」のこもった、より確かな健康指導を実現していきます。

 

実施時期 平成28年4月から平成29年3月

対象者 岡崎市国民健康保険加入の30歳以上のかた 岡崎市在住の愛知県後期高齢者医療制度加入者

自己負担 (平成29年3月31日現在の年齢) 30歳から39歳 14,000円 40歳から64歳 12,000円 65歳以上    9,300円

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健診センター