インフルエンザワクチンとタミフルⓇについて

☆薬剤科です☆ 寒くなってきましたね。 今日はこの時期よくお問い合わせをいただくインフルエンザワクチンとタミフルⓇについて お話させていただきます。

インフルエンザワクチンQ&A Q1.効果的な接種時期は? A.従来の季節性インフルエンザの国内流行期が通常12月末から翌年3月頃ですので これに備えて少なくとも12月中旬までには接種が終了していることが望ましいです。 Q2.ワクチン接種後の免疫の持続は、どのくらい続くの? A.大きく個人差がありますが、接種1~2週後に抗体が上昇し始め、3~4か月後には徐々に 低下傾向を示します。したがって、接種後2週から5か月程度と考えられています。 Q3.インフルエンザワクチン接種後、他のワクチンを接種するにはどうすればいい? A.インフルエンザワクチンは不活化ワクチンに分類されます。 インフルエンザワクチン接種後1週間以上(6日以上の間隔)あけて他のワクチンを 接種してください。

タミフルⓇを服用される患者さん・ご家族・周囲の方へ タミフルⓇはインフルエンザウイルスが増えるのを抑え、熱などの症状を早期に 改善させるお薬です。 1日2回 5日間 お飲みください。

【異常行動について】 インフルエンザ患者さんでは薬の種類や服用の有無に関わらず、異常行動が 報告されています。 小児・未成年者への使用に際しては、万が一の事故を防止するため予防的な対応として、投与後少なくとも2日間は、お子様が一人にならないようご配慮ください。

◇異常行動の例 : 急に走り出す、ウロウロする、うわごとを言う、幻覚が見える理由なく 怒ったり泣きわめく など

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お薬を服用中でも以下のような症状がありましたら医療機関を受診してください。 ・呼びかけても返事が遅い ・けいれん ・意識がなくなる ・興奮症状がみられる ・眼の焦点が合わない ・その他いつもとは様子が明らかに違う   など 薬剤科