マンモグラフィ

最近ネットやTVなど乳癌の話題を良く耳にします。 その乳癌を早期発見する為の検査の一つとしてマンモグラフィを当院では実施しています。 今回は撮影中などに聞かれる質問にお答えしようと思います。

胸が小さい人ほど痛みは強いの? 胸が小さいからといって痛みが強いというわけではありません。痛みには個人差がありますが、年齢が若い方は大きい小さいとわず、痛みを感じやすくなる傾向にあります。 また、緊張していると力が入ってしまい余計に痛みを感じやすくなりますので、なるべくリラックスして行うと、痛みの低減につながるかと思います。

なぜ強く圧迫するの? マンモグラフィX線を使用する検査ですが、乳房厚を薄く伸ばすことにより使用するX線の量を少なくすることが出来、病変があった場合には乳腺と病変との重なりを防ぐ事も期待できる為、薄く伸ばして撮影を行います。

どのくらいの頻度で受ければいいの? 30歳から40歳以上の方には視触診、マンモグラフィと合わせて最低2年に1度、できれば1年に1度受けることをお勧めしております。

マンモグラフィと超音波、どちらがいいの? それぞれに長所、短所はありますが、最も精度の高い検査法とされているのはマンモグラフィです。マンモグラフィは全体像が把握でき、良いとされていますが、年齢が若い方だと病変を見つけるのが難しい場合があるため、超音波検査を進めることがあります。

検査は一度受ければいいものではなく、定期的に受ける事が重要です。 マンモグラフィーは比較的低料金で御案内でき 短時間で実施する事が可能な検査となります。

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