実習生の受入 -事務部-

<前編>

毎年、この時期になると、学生さんが夏休みを利用して、病院実習に訪れます。 当院でも、例年医事の勉強をされている学生さんを受け入れています。

初日には、実習に対する心構えや、患者様・職員・来院者への接遇、個人情報の取扱について、院内の施設見学などのオリエンテーションを行った上で、2週間または4週間の実習が スタートします。

……当たり前ですが、平成生まれの10代、20代前半の学生さんで病院施設を利用した事がないという病気知らずの健康な学生さん達です。 院内見学では「ドラマと一緒だぁーっ!」と目を輝かせながら見学してくれます。特に人気なのが『手術室』のようです。それから、院内はモダン&スタイリッシュに統一感がありながらも、わかりやすい掲示がされている事、外来・各病棟にあるモニターにて患者様への情報が放映されている事、定期的な音楽会を患者様・地域の皆様の為に開催している事などが印象に残るようです。 学生さんの指導は毎日担当制で、カルテの作成、受付業務、案内業務、入院手続業務、各種書類作成、集計作業、統計業務…等、習得度に合わせて進めていきます。 1日の終了時には実習記録を担当者に提出します。実習記録には、行った実習の内容と 感想が書かれており、それに対して担当者が指導欄に記載して返します。 実習生を受け入れる事によって、普段私達が当たり前に思っていた事や患者様への接し 方に対して、実習生がどう感じたのかが記されており、新たな発見ができ、私達も良い刺 激となっています。

後編へ続く ―To be continued-

医事総務課