やわらか食の提供
4月も3週間が過ぎましたね。皆さん新生活には慣れましたか?
当院栄養科では、新年度第一の活動として、やわらか食の提供を始めました。 やわらか食というのは食材の形を保持したまま、歯茎でも噛めるように 調理・加工した食事のことを言います。
今まで当院では、咀嚼力が弱い方や誤嚥のリスクがある方には "ミキサー"や"きざみ"、"一口大"といった、細かく刻まれた形態のお食事を提供し、 負担なく食事を食べてもらっていました。 難点は患者様が何を食べているのか分からない事。 栄養士としては、味はもちろんだけど、目でも美味しく食べてもらいたい!
昨年1年かけ、食材、加熱時間、調理法、医師や言語聴覚士との意見交換、 あーでもないこーでもない、多々検討を重ねてまいりました。 その結果提供している患者様には「何を食べてるのか、わかって嬉しい」 「食材の味がわかる」「見た目に違いがあるね!」等、 やってよかったなぁと思える感想を沢山貰えています。
まだまだ始まったばかりで、課題は山積み! 今後も患者様に喜んで頂けるよう、味も見た目も美味しいお食事を目指したいと思います! 栄養科