B型・C型慢性肝炎 内服での除菌治療が始まっています!!

※当院は、肝疾患専門病院ですので治療が受けられます。 肝疾患専門医療機関・・・愛知県B型、C型肝炎患者医療給付事業指定医療機関 B型・C型ウイルス性肝疾患の方を対象に医療費の助成を行っています。

B型:核酸アナログ製剤治療(内服) この薬は、B型肝炎ウイルスの複製を阻害することで、ウイルスの増殖を抑えます。治療効果は高く、副作用が少ない治療です。直接薬の力でHBVの増殖を抑えて肝炎を沈静化させます。薬を飲んでいる間はHBVのウイルス量は低下し、肝炎は起こりません。肝硬変で常時腹水がたまっている患者さんが、核酸アナログ製剤の長期投与で肝機能が改善し腹水が消失することもしばしばあります。 syoukaki1 C型:肝炎経口新薬(インターフェロンフリー内服治療) Ⅰ型:C型肝炎の新しい薬の名前は、ダクラタスビル塩酸塩(商品名ダクルインザ錠60mg)、アスナプレビル(商品名スンベプラカプセル100mg)といいます。ダクルインザ錠を1日1回、スンナプラカプセルを1日2回、計24週間(約6か月)飲むだけで終了です。インターフェロンの注射に比べれば本当に簡単です。9月からハーボニーを新しく追加されます。12週 副作用が少なく体に負担が減りました。 Ⅱ型:ソバルディは、リバビリンとの併用により、ウイルス血症を改善するC型慢性肝炎治療薬。既存のインターフェロンを含む3剤併用療法が24週投与だったのに対し、12週の投与により、初めてインターフェロンを必要とせず、経口薬のみでC型慢性肝炎の治療が可能となる。

企画総括室