骨密度装置が導入されました

放射線科です^^

今回の内容は、新しく導入されました骨密度装置についてご紹介したいと思います。 骨密度装置とは骨粗鬆症によって起こる骨密度減少を早期に発見するためにX線を用いて骨量を測定する装置です。

ご存知の方も多いとは思いますが、骨粗鬆症とは骨の中のカルシウム量の減少によって骨の大きさは変わらないのに骨の中がスポンジのようになって、もろくなった状態のことを言います。一般にカルシウム量は加齢に伴い減少していきますが、女性の方が骨粗鬆症になりやすいと言われており、更年期を迎える50歳頃から増え始め、70歳以上では多くの人が該当します。

今回導入されました新骨密度装置は以前の装置と比べ測定精度の向上が可能となりました。 又 骨粗鬆症によって起こる代表的な骨折部位の腰椎と股関節を直接的に測定し値を出しますので、以前の装置より高精度な値を出すことが可能となりました。 また、股関節骨密度はあらゆる骨折の予知に優れていると言われております。

日々の生活では骨を丈夫に保つために適度な運動、バランスのとれた食事を心がけましょう新しく導入されました骨密度装置のご紹介でした!

111画像:股関節撮影イメージ

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